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  ここ数年の間にハリウッド映画や海外ドラマに出演する
日本人俳優の数は軒並み増えた。しかもそれまでに
ありがちだった“単なるアジア人”役ではない。
「インセプション」(10)の渡辺謙は主役級の重要な役どころで
全編ほぼ出ずっぱり、「バベル」(06)に出演した菊地凜子も
第79回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされるなど、
その実力も十分認められている。

  ハリウッドで活躍する日本人俳優の先駆け的存在のひとりが工藤夕貴だ。
日本でアイドルとしてデビューし絶大な人気を誇っていた彼女は、
「日本から離れて実力で評価されたい」と10代からハリウッド映画のオーディションを受け、
ジム・ジャームッシュ監督「ミステリー・トレイン」(89)でハリウッドデビュー。
その後も「ヒマラヤ杉に降る雪」(99)でイーサン・ホークと共演、
「SAYURI」(05)では妖艶な女郎役を演じるなどハリウッドに
拠点を移し数々のハリウッド映画に出演してきた。

  工藤のように、日本で人気・実力とも認められていながらハリウッドに
拠点を移した日本人俳優には裕木奈江、田村英里子、真田広之がおり、
真田に至っては新作「The Railway Man(原題)」でアカデミー俳優コリン・ファース、
ニコール・キッドマンとの共演も決まるなど、今やハリウッドで
最も活躍する日本人俳優のひとりとなった。

  一方で若手俳優たちの台頭も見過ごせない。
「マイティ・ソー」(11)の浅野忠信、「硫黄島からの手紙」(06)や
「永遠の僕たち」(11)の加瀬亮、海外ドラマ「フラッシュ・フォワード」の竹内結子ら
日本映画界でキャリアを築いてきた若手陣も続々ハリウッドに進出。
そんな中、今一番ハリウッドでの活躍を期待されているのが初音映莉子だ。

  17歳のときにドラマ「ラビリンス」で女優デビューを果たした初音が
世界で大きく注目されたのが、村上春樹原作、トラン・アン・ユン監督による映画
「ノルウェイの森」(10)でのハツミ役。少ない出番ながら鮮烈な印象を残し、
昨年12月に公開され口コミヒットとなった「ミツコ感覚」
(長野、新潟など順次公開中)ではヒロインを務め、そして今年はじめ、
ハリウッド新作映画「Emperor(原題)」で日本人ヒロイン・あや役に
大抜擢されたことが発表された。この作品は、「ラスト・サムライ」の渡辺謙、
「バベル」の菊地凜子をキャスティングした奈良橋陽子が
キャスティングディレクターを務めているため、初音がハリウッドで
活躍する第三の大物次世代女優になるのでは!?との期待が大いにかかる。

  他にも、キアヌ・リーヴス主演で話題の「47RONIN(原題)」に赤西仁と柴咲コウが、
「BUNRAKU ブンラク」にGACKTが出演するなど日本で人気の若手世代が
続々とハリウッドデビューを決めている昨今。
今後もハリウッドでの日本人俳優の活躍に大きな期待がかかるところだ。

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這篇雖然重點不是在仁,
但是在講到令人備受期待的好萊塢日本演員當中,
仁的名字也被提到了呢!^^

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